その家にガレージは本当に必要ですか?

2019.09.28

ガレージのある家注文住宅の魅力は、全てを自分たち家族の好きなように決定できるという点です。家づくりのプランニングの段階では、あれこれと夢が膨らみがちです。マイホームでの生活をより豊かで楽しいものにしたいという思いで、ビルトインガレージを希望する方もいるのではないでしょうか。

しかしこのガレージについても、実は建築後の後悔が多いポイントの一つとなっています。導入するためには、それなりのコストがかかる設備ですから、慎重な姿勢で検討を重ねることが大切です。

自動車用の専用スペースが失敗ポイントになってしまう理由としては、主に使い勝手とコストパフォーマンス、そして周囲への影響などが挙げられます。その中でももっとも多いのが、使い勝手に関する後悔ポイントで、せっかくガレージを作ったのに、使いづらい空間になってしまっているという問題が挙げられます。使う際に何らかのストレスを抱えるような空間は、家族からも敬遠され、持て余すことになってしまうでしょう。

たとえば、居住スペースとの兼ね合いから、少し狭めのスペースになってしまった場合、その狭さが仇となって自動車の駐車が難しくなってしまうことが考えられます。またガレージから直接室内に入れる動線がなければ、わざわざ外をまわる生活が面倒になってしまうでしょう。手動シャッターの開閉が面倒だという意見も多く見受けられます。自動車用の専用スペースを作ることに決めたら、こうした後悔意見を参考にしつつ、使い勝手の良い空間づくりを意識してみてください。

またガレージを作る際には、建築コストだけではなく維持コストについても考えておく必要があります。意外と忘れがちなのが、固定資産税に関するポイントで、ガレージが住宅総面積の5分の1を超えた場合、ガレージ分の面積も延床面積に加えられ、固定資産税の対象になるというルールがあります。

早朝や夜遅くにシャッターを開閉することが予想される場合には、周囲に対する気遣いも必須だと言えるでしょう。これらのポイントを考慮しながら設計を進めていくことが、満足できるガレージづくりのポイントとなります。

自宅にビルトインガレージを導入すれば、外観のアクセントにもなりますし、大切な車を風雨やイタズラから守りやすいというメリットもあります。またガレージ内を基地のようにすることで、マイホームでの過ごし方の幅も広がることでしょう。毎日の生活の中で、ごく自然にこのような使い方ができるのであれば、貴重なスペースを持て余すこともありませんし、不必要だと感じることもないはずです。

メリットやデメリット、そして注意点や不必要だと感じる可能性までをも踏まえた上で、自分たち家族にとって本当に必要な設備なのかどうかを、検討してみてください。これこそが、後悔しないためのポイントとなります。

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