オール電化に潜む意外な罠

2019.10.24

オール電化の家とソーラーパネル自宅で使うエネルギーの全てを電力で賄うことができる住宅が、オール電化住宅です。料理をIHクッキングヒーターで行い、給湯でもガスを使わないことで、ガス契約が不要となります。エネルギーに関する契約を電気一本にまとめることで、基本使用料の節約につながりやすい生活スタイルとして、長年注目を集めています。またIHで料理中に火を使わないことで、高齢者世帯にとっても安全性が高いというメリットもありますが、安易に決定すると、こちらも後悔ポイントになってしまうでしょう。

夢のマイホームをオール電化住宅にすることで後悔してしまう理由としては、オール電化住宅の特徴やデメリットを把握しないまま、導入してしまうという点が挙げられます。残念ながらオール電化住宅も万能というわけではなく、使い方によっては、従来型の住宅よりもかえって光熱費がかさむことにもなりかねません。

オール電化住宅に特徴的な設備といえば、エコキュートなどの電気給湯器が挙げられます。大気熱を使用して効率よくお湯をわかし、そしてそれを貯蔵しておくのが、エコキュートの仕事です。つまりエコキュートを使ったオール電化住宅においては、夜間に沸かして貯蔵しておいたお湯を、次の日一日で使うという生活スタイルとなります。

ここで気になるのが、もしも日中に貯蔵していたお湯がなくなった場合にどうなるのかという点ですが、大丈夫です。エコキュートには、足りなくなった分のお湯を、できるだけ素早く沸かして用意する機能が搭載されています。

ただしオール電化住宅向けに用意されている電力プランは、エコキュートの使用を見越して、昼間よりも夜間の電気代の方が安くなるよう設定されています。湯切れのたびに昼間の電気代でお湯を沸かしていては、残念ながら生活コストの削減にはつながらないでしょう。光熱費削減を目当てにオール電化住宅にした方にとっては、非常に大きな後悔ポイントとなってしまいます。

特に家族の人数が多く、普段からお湯の使用量が多かったり安定しなかったりする場合には、導入時に注意する必要があります。また日中自宅で過ごすことが多く、昼間の時間帯に電気を多く使用するご家庭においても、慎重に検討するのがおすすめです。

日中の電気代についてのデメリットは、マイホームに太陽光パネルを取り付けて軽減する方法もあります。ただしこちらの方法を選択した場合、建築コストが高くなるというデメリットがあるということを、忘れてはいけません。家族みんなの生活スタイルを踏まえ、シミュレーションを行った上で、オール電化住宅にするかどうかを決定しましょう。

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